2023ディスクロージャー
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15期初債務者数 Aうち経営改善支援取組先 ααのうち期末に債務者区分がランクアップした先数 βαのうち期末に債務者区分が変化しなかった先数 γαのうち再生計画を策定した先数 δ経営改善支援取組率 α/Aランクアップ率 β/α再生計画策定率 δ/α(単位:先数、%)3081811415.84%5.55%5.55%中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組状況(注)1.本表の「債務者数」「先数」は正常先を含んでおりません。2.期初債務者数は、2022年4月当初の債務者数です。3.債務者数・経営改善支援取組先数は、取引先企業(個人事業主を含む)であり、個人ローン・住宅ローンのみの先は含んでおりません。4.「α(アルファ)のうち期末に債務者区分がランクアップした先数β(ベータ)」は、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先です。なお、経営改善支援取組先で期中に完済した債務者はαには含みますが、βには含んでおりません。5.「αのうち期末に債務者区分が変化しなかった先数γ(ガンマ)」は、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先です。6.「αのうち再生計画を策定した先数δ(デルタ)」は、αのうち中小企業再生支援協議会の再生計画策定先、当組合独自の再生計画策定先の合計先数です。7.期中に新たに取引を開始した取引先は、本表に含みません。(注)創業・新事業支援に資金使途を限定した融資商品の実績のほか、当組合融資等のうち創業・新事業支援としての実績の把握が可能なものも含まれております。中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組状況1.経営改善支援等の取組実績 2.創業・新事業支援融資実績   2022年度中  〈件数〉7件  〈金額〉51百万円1. 中小企業の経営支援に関する取組方針 当組合は、お客さま一人ひとりのお顔を見ながらの対話を一番大切に、最も身近な頼れる相談相手としてお客さまの悩みを一緒に考え、問題の解決に努めていくため、地域金融の円滑化に積極的に取組んでおります。 中小企業金融円滑化法は2013年3月末に期限を迎えましたが、同法の期限到来後も、当組合のお客さまへの対応方針はいささかも変わりません。今後もコンサルティング機能を一層発揮し、お客さまの立場に立ち最適な解決策のご提案が出来るよう努めてまいります。2. 態勢整備の状況 コンサルティング機能の発揮が求められるなか、営業統括部営業企画グループ・融資部企業支援グループにおいて、お客さまの経営実態を把握し、経営課題などの相談に親身になって対応しております。 当組合では、あいち産業振興機構の「よろず支援拠点」や「豊橋サテライト」を活用しての「経営相談」や「販路拡大」等支援、愛知県事業引継ぎ支援センターや日本政策金融公庫、外部専門家と連携しての「事業承継」や「創業」に関する支援など、外部機関とも連携して取り組んでいます。その他にも、しんくみ愛知プラットフォームを立ち上げ「中小企業119」専門家派遣の活用、「事業承継ネットワーク構築事業」への参画、起業支援連携プロジェクト「未来に踏み出す」を立ち上げるなど、積極的にお客さまの創業や事業承継支援を行っています。3. 地域密着型金融の取組 当組合では「地域密着型金融の恒久的な取組推進計画」を策定し、推進しております。 この推進計画は「ライフサイクルに応じた取引先の支援」・「事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底」・「地域の情報を集積、活用した持続可能な地域経済への貢献」・「顧客説明責任態勢の整備」・「反社会的勢力への対応」・「営業店営業体制の見直し」・「顧客層別ニーズ対応商品」「担保や保証に過度に依存しない商品開発」等を骨子としております。

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